歯周病と口臭
口臭の原因は様々ですが、その中でも歯周病を原因とする口臭が最も多く報告されています。
歯周病と口臭
ある調査によると、成人の4人に1人が口臭の問題を持っているといわれ、口臭による、社会生活への悪影響は、深刻なものです。
口臭には、一時的なものと、持続的なものがあります。一時的なものとしては、例えば、朝起きた時等、一時的に口の中が乾燥しているため発生する場合や抜歯等の歯科治療後に数日発生する場合があります。問題になるのは、持続的な場合ですが、その原因は、様々です。
口臭の原因のリスト
歯周病
舌苔(舌の上にある汚れ)
入れ歯
虫歯
喫煙
耳鼻科疾患
呼吸器系疾患
消化器系疾患
腎疾患
糖尿病
精神疾患(実際に口臭はないのにあると思い込み不安になる)
従って、実際の口臭の治療に関しては、まず、原因を正確に診断することが重要です。
そして、多々ある原因の中でも歯周病が原因となる場合が最も多く報告されているのは特筆すべき点になります。歯周病を治療することは、自分の歯を保ち続けるだけでなく、良好な対人関係を築くためにも大事なことです。