5つの特徴
治療を進めていく上で、最も大切にしている5つのポイントについてお伝えしています。
高度な専門性をベースとした診療コンセプト
1. Specialized (専門医による治療)
アメリカ歯科医師会（ADA）が定めた正規の歯周病専門医養成プログラムを修了し、アメリカ歯周病専門医の資格をもつ歯科医師が治療にあたります。よりグローバルな視点から診断、治療を行います。
2. Long-term stability（長期安定）
きれいな歯や被せ物なども、土台がくずれてしまえば、その機能は失われてしまいます。歯科に関するほぼ全ての治療において、その成功は、土台の永続が基本条件になります。歯を残すことの専門家である歯周病専門医によって治療され、管理された土台の上に構築された歯や被せ物は、長期間安定したものになります。
3. Esthetic （トータルな審美性）
きれいな歯や被せ物は、そのもの自身の色や形だけで成り立つものではありません。その周りを囲む、より健康できれいな歯肉との調和があって初めて審美的な歯や被せ物の制作が可能になります。当院では、常に歯肉の健康、審美性の回復を行い、その後にお口周り全体と調和した被せ物を制作、提供しております。
4. Implant （専門医によるインプラント）
現在の歯科治療においてインプラント治療の重要性は、欧米はもとより、日本においても増すばかりで、今後もこの傾向は進むでしょう。しかし、同時に、残念ながら上手く行われなかった処置の為にインプラントそのものへの不信感や悪い評判も患者さんから聞くようになってまいりました。
Dr. Tarnow を始めとしたインプラント治療で世界的に著名な先生が歯周病専門医であることからわかるように、アメリカにおいて一般的なインプラントの手術は、主に歯周病専門医によって行われています。歯周病専門医は、専門医養成プログラム在籍中に相当数のインプラント手術の施行が義務づけられており、そういったトレーニングを受けた歯科医師が行ったインプラント治療は、より信頼性の高いものになります。当院では、周りの歯や歯肉に調和したより美しい、また長持ちするインプラント治療を提供するために努めています。
5. Evidence Based Medicine （科学的根拠に基づいた医療）
歯科治療のみならず医療は、世界中で日進月歩。つい5年前までは、当然と考えられていた治療法が今では、その効果を疑問視されることもめずらしくもありません。 薬害エイズは、代表的な例で世界的には、認められなくなった治療が、情報の遅れから継続的に行われた結果不幸な結果がもたらされてしまいました。
また昨今、あたかも飲めば病気が治るや簡単に治る最新治療と広告して、治療効果が確かめられていない独断的な医療行為の宣伝をテレビ、雑誌、インターネット上で目にすることが多くなり、患者さんのために、果たしてその実際の効果は、どれだけのものなのかを検証する必要性が増しているように感じられます。
従来の歯医者さんは、先輩先生の指導や自分の医院に来る患者さんを治療しながら蓄積した経験をもとに次に来た患者さんの治療をするといったスタイルで治療を行ってきました。もちろんそれも大事ですが、一個人医師の経験に基づいた判断だけで治療を行うと自ずと独断的、主観的になりやすくなります。
そういった理由から、他の医師による治療結果を集め、吟味し、より一般的、客観的な判断に基づいて治療をする医療をEBM(Evidence Based Medicine)、エビデンス（Evidence 科学的根拠）に基づいた治療と呼びます。当院では、歯科医師自身の経験のみならず、世界的な学術論文より得た最新のエビデンスに基づいた判断を加味することで、より最良な治療法を選択して参ります。
